愛犬が亡くなってしまったら、どのように葬儀をすればいいのか?
いつの日かやってくる愛犬とのお別れ。
あまりにも悲しく、きっと葬儀どころではなく途方に暮れることでしょう。
どんなに辛くても、私たちはお見送りをしなくてはなりません。
いざという時に慌てないよう、犬の葬儀サービスについて知識をつけておきましょう。
私は肺がんでチワワを亡くし、地元のペット霊園でお見送りをしました。
この記事では、最新の犬の葬儀サービスとペット葬の全体の流れと種類について解説します。
この記事を読めば、飼い主さんが納得のいく方法で愛犬をお見送りするのに役立ちます。
ペット葬の流れ
- 安置する
- 種類を決める
- お別れの準備
ペット葬の種類
- 単独火葬
- 合同火葬
- 代理火葬
愛犬に感謝の気持ちを伝える最後のセレモニー。
葬儀はどんな形であれ、きっとあなたのワンコはあなたに感謝しているはずです。
1.ペット葬の流れ
愛犬が最期のときを迎えたあとに、飼い主さんがすべきこと。
それは、心から感謝を伝えることではないでしょうか。
そして身体を清めてから、葬儀屋さんやペット霊園に電話をしましょう。
- 安置する
- 種類を決める
- お別れの準備
ウェットティッシュや濡らしたタオルを使ってカラダを清めます。
死後硬直が始まる前に、体勢を整えてあげてください。
トイレシートの上にバスタオルなどで包んで、寝かせます。
気温が高い季節は保冷剤も入れましょう。
- 単独火葬
- 合同火葬
- 代理火葬
葬儀社やペット霊園によっては、送迎サービスも選べます。
花を飾る、好きなおやつや水、おもちゃなどのお供えをします。
できれば愛犬と親しくしてくれた友人や家族を呼んで、お別れの時間を取りましょう。
棺の中に入れるお手紙を書くのもおすすめです。
2.ペット葬の種類
ペット葬にはいくつかの種類が選べます。
ちなみに、亡くなったペットを自分で火葬するのは違法になる可能性があります。
ペットの火葬は、地方自治体または民間業者へ依頼しなくてはなりません。
- 単独火葬
- 合同火葬
- 代理火葬
2-1.単独火葬
人間の葬儀に近しいセレモニー形式の火葬。
棺に納棺してお花を手向け、霊園によってはお坊さんが出棺前にお経を読み上げます。
火葬に立会い、家族でお骨上げをして、骨壷を自宅に持ち帰ります。
2-2.合同火葬
火葬の立ち会いはせず、他のペットと合同で火葬されます。
お別れは自宅またはペット霊園になります。
霊園が埋葬し納骨、郵送で埋葬通知を受け取り、後日お参りに行きます。
2-3.代理火葬
セレモニーは行わず、火葬と収骨のみのスタイル。
お別れをしたあとに、霊園で火葬し代理で収骨してくれます。
火葬証明書と骨壷は、連れ帰りや送骨が選べます。
3.ペット葬儀業者の選び方
つぎに、ペット葬儀業者の選び方のポイントを解説します。
地元に信頼できるペット霊園がある人は、読み飛ばしてくださいね。
残念ながら、悪質なペット葬儀業者もなかにはあります。
3-1.ペット火葬協会
安心してペット葬儀業者に依頼ができることを目的とした協会が、全国にあります。
優良マークがついた事業者は、優良事業者としての認定を受けているので判断の目安になるでしょう。
「ペット火葬車」のサービスを利用するときも一覧で業者が見れるので安心です。
3-2.料金
あまりにも料金が安すぎるのは、サービスの質が低いまたは違法の可能性があるため注意が必要です。
料金体系がしっかりしていて、追加料金が発生しないシステムがおすすめ。
電話での相談時に納得がいかない説明をするようであれば、迷わず他の業者を検討しましょう。
3-3.実績と口コミ
ホームページに実績が掲載されていれば、それを参考にします。
知人からの口コミが最も信頼できますが、なければネットの情報やSNSをチェック。
口コミは、どんなことでトラブルになっているのか?を確認しましょう。
4.まとめ
この記事では、犬の葬儀サービスの流れと、ペット葬の種類と業者の選び方について解説しました。
家族の一員である愛犬の死は、深い悲しみと絶望に襲われるかもしれません。
私も肺がん末期で酸素室の中で迎えた、彼女の最期に対する感情はいまでも鮮明に覚えています。
ペット葬は飼い主さんの心を癒すための、一種の儀式のようなものと考えます。
いつか天国で、飼い主さんが笑って再会できるように。
もし近所に信頼できるペット葬儀業者やペット霊園がない場合はどうしたらいいか?
おすすめは、葬儀業者の仲介サービスを活用すること。
ペット葬儀110番は、全国のペット火葬車サービスの加盟店を紹介してくれます。
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運営はシェアリングテクノロジー株式会社で、暮らしのお困りごと110番のサービスを展開している東証マザーズ上場企業です。
メリットは、3つのプランから選べて追加料金が不要、24時間365日オペレーター対応で深夜や早朝の火葬もできること。
デメリットは、加盟店によってサービスや対応の質の差があること。
紹介される加盟店の情報は事前に調べてから、依頼を進めるようにしましょう。
少しでも対応が悪い加盟店であれば、遠慮なくペット葬儀110番に連絡して業者を変更すべきです。
仲介サービス業者を上手に活用してくださいね。
酸素室を使うということは、重い心臓病やガン末期のワンコが多いのかもしれません。
犬の酸素室ブログを運営する身として、ペット葬の情報を発信するのは迷いました。
愛犬を亡くされた飼い主さんが納得のいくお見送りができれば・・という思いでこの記事を書きました。